腕章体験談~得意顧客向けの商品説明会にて腕章~

ホテルを借りて得意顧客向けの商品説明会を開催することになりました。当然のことながら最寄り駅から会場までの経路には会場案内のためのアルバイトを配置することとなり、会場までの案内掲示を持つ人間を適当な間隔で配置し、それぞれ腕章をつけてもらうこととなりました。

 

当日朝の打合せの際には、腕章の着用を徹底し、アルバイト各人にも腕章をつけることの大切さを理解してもらいました。離れた位置から一目で関係者であることを示す腕章は顧客にとって非常に頼りになるものであり、また概ね人は腕章をつけていることを期待して腕に目線が行きがちであることをしっかり説明したつもりでした。


 しかし、会場に徐々に顧客が入り始める頃を見計らい、駅から会場までのルートを視察しに行き驚きました。アルバイトの殆どが腕章を見えるところにつけていない、あるいは腕ではないところにつけているのです。驚きと若干の怒りで近くにいたアルバイトに聞いてみると、何と腕章が狭すぎて腕に入らないというのです。

 

当日は冬場であり、アルバイトの殆どがコートを着用していたこともあり、腕章が腕を通らないのです。これでは仕方ないので、腕章が腕を通らない者は見えやすいところに腕章をピンでとめるようにして何とかその場を乗り切りましたが、腕章を腕ではないところにつけていることは、どことなく統制が取れていない組織、あるいは意思統一が徹底されていない組織であるという印象を与えるために腕章のサイズ改善は早急の課題であると痛感しました。